こんにちは!ストアスタッフの真銅です。
めっきり寒くなって参りましたが、ヴィンテージ家具の生まれた北欧の国々は、
もっと寒い秋を迎えているんだろうな、と思う今日この頃です。
北欧は厳しい冬が長いため、
空間を豊かにすることが、心に幸福をもたらしてくれると考えます。
自分が飾ることよりも、人といる空間への時間とお金を費やし、大切にします。
ヴィンテージ家具は、職人さんの細部へのこだわりと、
しっかり考えられた、使い勝手の良さを、いたるところで感じられます。
こちらのキャビネットは、、、、、よく見ると、、、、
耳のような形のかわいらしい引き手、
なのに脚はこんなにソリッド!!
なんだか2面性のある子ですが、
引き手の見えない部分の立体感が、とても心地よいのです。
キャビネットが2段重なったようなこちらは、
笑い顔のような引き手に、扉を開けるとなんと中は鏡!
しかも模様付き!
なんというこだわりと美意識でしょう!
こちらのドレッサーの引出し部分は、、、、、
引き手の薄い板がほんのりカーブした、華奢なたたずまい。
箱部分が、ほんのり台形だったり、脚がものすごく細かったり、
シンプルで控えめなのに、とてもエレガントなのです。
こちらの引出しの引き手も、わざわざつまむようにデザインされ、
ほんのり丸みのある形になっています。
生まれてきた背景を頭の片隅に入れて、
ディテールを見ると、北欧ヴィンテージはとても面白いのです。
気持ちが豊かでありますようにと、
願いを込めて作られ、使われてきた北欧のヴィンテージ家具たち。
時間と場所を越え、同じ気持ちを紡いで行きたいものですね。
シンプルハウスでヴィンテージ家具をご覧の際は、
じっくりぜひ細部までご覧下さいね。
11月30日まで北欧ヴィンテージ展開催中です。
http://www.simplehouse.co.jp/event/scandinavia-vintage-fair/