山登りを「攀じる」行為と僕たちは言います
本格的な登山は高校の山岳部から47年になります。
ここは北アルプス北部後立山の針ノ木雪渓の取り付き
水量も秋は少なくなります
秋ですから雪渓は小さくなっていますが万年雪です。
渓流の上をひたすら歩きます。
この雪渓の雪は固くスプーン上にえぐられています。
歩き出して3時間で雪渓の近くに来ました
岩と雪の間が「シュルンド」と言い落ちると大変です
冷気が暑い汗を乾かせてくれます
万年雪(雪渓)とその下の渓流です面白い景色です。
水の音が綺麗です。心が「シーン」と自分の中でこだまします。
今日は標高1500Mから2700Mまでの道程1200Mの高度を稼ぎます。
おおむね6時間の行程で今日の中間地点を過ぎたころ視界が開け、
黙々と歩いてきたことに嬉しくなります。
振返ると3000m級の山脈が見えてきます森林限界が過ぎ景色が雄大に見えてきます
テントサイトまで後ワンピッチ(60分)踏ん張りどころ。
経験を重ねると工夫が生まれ平気です。
西日と夕陽が考察し日暮れまで秋は早く、
ガスが出てきて気持ちが焦りますいつも焦ります。
テントサイトに到着 テントを張ります
昨今随分装備の進化が良くて今回の山行で≒17kgで一式!
楽になりました、、、だから登れます。今は日本製がダントツに良いです。
食料も簡素なものを簡単においしくできます。
「あることがむつかしい」から有難い。
遥か遠くに穂高連峰と槍ヶ岳><北を向くと白馬岳
南北に大きく連なる北アルプスの中間地点
2700mに来ると雲海が足元に今日は暗黒の空ではなく星が一面の夜になりそうです。
朝焼けです。今日は昼から天候が下り坂慎重に先に進みます。
逃げるのでななくいつも状況判断のマネージメントが求められます。
僕に休みをくれてみなさんありがとう!
働きやすい環境を創ります。
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山本 武司