先日、毎年恒例になってきたリノベーション業界の華やかなイベント「リノベーションオブザイヤー」の授賞式に
東京大学まで行って参りました。今回は過去最多のエントリー、その中で弊社も2案件ノミネートまでいっていた
のですが、、惜しくも受賞とはならず。
でもこの頂点に立つことの難しさ、三年連続受賞頂けていたことに改めて感謝と勇気、そして悔しい思いをしてこそ
また成長の機会を頂けたと前向きな気持ちで幕を閉じて参りました。
(一通り受賞式が終わり、最後の写真撮影のための参列。ここに並ぶことは並大抵ではなくなって参りました。)
弊社代表であり、リノベーション協議会関西部会の理事を務める山本も個社としての悔しさを堪えつつ、更なる
リノベーション業界の発展に笑顔で手を振ります。
(各拠点の理事だけが集まっての記念撮影。北は北海道、南は九州で本当に全国からお集まりになられます。)
そんな今年のオブザイヤーのお話しはそんなところで終わりにしまして(また来年のリベンジをお楽しみに)
今回東京探訪でとても行って良かった☆と感じた「カシカ」さんのお話を明るくご紹介させて頂きます。
東京駅からざっと15分ほどでしょうか?新木場という駅にカシカさんはあります。
私は初めての訪問だったのですが、駅から降りると東京ならではの密集した感じはなく、ゆったりした場所に。
元は銘木倉庫だったのをリノベーションして出来た複合型施設。名前の由来は可視化するというもので詳しくは
カシカさんのWEBページをご覧ください。
THE リノベーション&コンバージョンな外観にハッスル♪この雰囲気は新築では出ないですよね~☆
早速中に入るとドーーンとかっこいいカウンター。カフェスペースになっており、いい匂いが店内に漂っています。
うーーん。やっぱり引き算がうまい空間ってリノベーションならではのカッコよさを感じます。
そしてカシカさんのアイコンと言いますか、ランドマークといえるこの壁!
実物はもっと圧倒的です。なんでしょう、コンセプトはお聞きしたはずなのですが忘れてしまいましたが(^^;
時間の積み重なりの重要性や厚みみたいなものが感じれる壁です。
そんな空間でおっさん二人での女子的やさしさに包まれた健康的な薬膳のランチ。
今回一緒に来て頂いたのは京都で家を建てるならオレに任しておけ!のいたや工房の石巻さん。
ご覧頂いて解る通り、グリーンや本、雑貨などの物販をしている空間の中でのランチ。
回りに商品を見ている方がウロウロしていて、普通だったら落ち着かないと思うのですが
なぜか不思議に落ち着いてご飯もよく咬めました^^
食事が終わって店内をゆっくりと見させて頂きます。
アートミュージアムのようなこの空間はなんと上にエレベーター!
元々が倉庫だったという物語性が節々に感じられますね。
一見雑多に置かれているようでそのセレクトや心地よいミックス感に様々な意図を感じます。
商品の説明的なものはわざと置かないようにしているとのことで、かなり突き詰めておられるのが感じられますね。
こちらグっときた商品でご存知の方もおられると思いますが、モロッコのラグ「ベニワレン」。
弊社で扱っているイランのギャッベとは異なるもっとほのぼの&ザックリ、そして良い価格の塩梅で商売脳も動きだします。
B品なども並ぶ、でも目利きを通した商品が並びます。民芸的なものはこういった素地の展示がいいですね。
そして写真の扉の奥にはなんと「大工さんのアトリエ」なるものがあり、呼び名が素晴らしいと共に
このプロダクトやリペアがある程度内製化されているからこそ出来ることだと納得がいきます。
やはりここを手放してしまうとお金と商品のやり取りだけのWEBで事足りるお店になってしまいますね。
様々納得、そして視覚も味覚も満たされて大満足!。
カシカさんを運営している株式会社タノシナルさんはなんと番組制作、動画コンテンツ、DVDソフト制作
イベント企画制作などを手掛けている会社とのこと。とてもなるほどでこの空間にはワクワクが詰まっております。
きっと人を楽しませるには自分が楽しくないとダメ。楽しなる⇀タノシなる⇀タノシナルということなんですね。
とても納得で自らと自社のことについて振り返ることが出来ました。
よし、2019年はもっと本気で楽しんで人を楽しませるぞ!そしてその成果物はオブザイヤーかもしれません^^
大畑