スタッフが自身のリノベ、リノベ裏話、ライフスタイルを語る、ブログリレー始まりました。
第1回目は広報シンドウによる「旅のかけらと我が家のリノベ」
和室を残したシンプルハウスリノベ住まいのシンドウです。
こちらは我が家の和室。
和室ってリノベする上で、残したい方は少ないのでは?と思いますが、
和室を残そう!と決断したのは、私の好きな「旅」と深い関係があるのです。
こちらは、宿の中でも随一と言ってもいいくらい印象深い、ポルトガルのホステル。
いわゆる相部屋で、キッチンや食堂、くつろぎスペースが共用になっています。
細長いウナギの寝床みたいな建物を奥に進むと、、、、、
太陽光が差し込み、ポルトガル伝統のタイル:アズレージョが壁面を美しく彩る空間へ。
グリーンも添えられた開放感のある空間は、立体感のあるスキップフロアで、
食堂、バー、リビングがゆるやかに繋がります。
昔ながらのスタイルを今に融合させ、
人とのコミュニケーションのあり方も考えられた、感動的な心地の良さでした。
そういえば、同じ部屋に泊まっていた、一人旅のロシア人のおばあちゃんは、
やたらと日本通で「畳の上の布団で寝たい」「ミソスープが食べたい」と話ししてくれました。
私がリノベーションに興味を持ったのは、
旅先にて、自国の居住文化が今に生きる空間で、過ごす経験が始まりでした。
旅に出られないときは、海外からのゲストを無料でお招きして、
交流を図るという「カウチサーフィン」をしたいということもあり、この、和室が美しく残された物件に。
普段は暑いときは畳の上に寝転がって、全力で扇風機を浴びたり、
ここでアイロン掛けしたり、なかなかいい時間をくれています。
「あこがれのロンドン空間を取り込みたい」という家族のリクエストにより、室内窓は黒いフレームに。
旅先の料理を日常でも楽しみたくて、
増えていくハーブやスパイスの香辛料がぎっしり並んだキッチン。
並んだボトルを見ながら、今日は何の気分で作るか?を考えたりします。
旅から得たヒントを日常に持ち込んで、自国の文化も楽しんで、また探しに行って。
道の先はどうなっているんでしょうね?
そんなミックスカルチャーな暮らしを、リノベーションで楽しんでいます。