みなさまこんにちは。
NU茶屋町店ストアスタッフの大宅です。
コンポストライフ継続中。
2代目に突入しました。
毎朝生ごみを混ぜるのもすっかり日課に。
毎日この写真の倍くらいの生ゴミを入れても分解され土に還ります。
今日は麦茶を煮出した出がらしをひょいと。
さてさて、みなさま。
突然ですがシンプルハウスのヴィンテージ家具をご覧いただいたことはありますか?
シンプルながらも、フォルムが美しくあたたかみのあるデザイン。
シンプルハウスでお取り扱いをしているヴィンテージ家具はほとんど
遠くはなれた北欧、デンマークの国のものなのです。
最近よく耳にする
デンマークに根付く“Hygge(ヒュッゲ)”という言葉。
「居心地が良い、心が安らぐ」という意味で、
デンマークの人々の暮らしやインテリアへのこだわりを象徴しています。
そんなデンマークの芸術文化・産業を代表するのが、
デザイン・機能性ともに優れた「居心地が良い」デンマーク家具たち。
今回はその中でもデンマークを代表する
2人のデザイナーによる名作家具をご紹介させていただきます。
まずご紹介するのは
Kai Kristiansen (カイ・クリスチャンセン)
1924年デンマーク生まれ。
20歳の時に木工やデザインを学び、家具デザインの道へと進みます。
彼のデザインは、見た目の美しさはもちろんのこと
人間工学に基づいた、使いやすさ、心地やすさが特徴的です。
現在シンプルハウスでは
彼の名作といわれるチェアを3種類展示しています。
まずはこちら
すっきりとしたシルエットと座り心地が特徴の「ネイルチェア」
ゆるやかに少し高さを出して湾曲する背もたれは、身体をしっかりと支えてくれる安心感があります。
横からみると座面が飛び出したような不思議なかたち。
座面、背もたれが傾いており
人の姿勢が後ろに傾くような角度になっています。
人は一息つくときにする伸びの姿勢のように、後ろに傾くほど
胸を張った呼吸がしやすい姿勢になれるんです。
そのため後ろに傾く角度のイスは自然にリラックスできる、くつろぎやすいイスと言えます。
お次はこちら
1956年にデザインされた「NV31」
やさしい曲線が美しく、アームというアームはありませんが
包み込むような背もたれが、肘置きとしても活躍します。
背もたれからつながる後ろ脚のデザインが美しいですね。
背面も脚が内側に入り込み
すっきりとしたデザイン。
また座面もウェービングテープと呼ばれる
格子状のゴムがつかわれているため、ハンモックのような座り心地で
長時間座っていてもおしりが痛くはなりません。
3つめはこちらも名作。
シャープな横顔が美しい「NO42」
Zのような形が特徴的で、
アームから伸びた後脚がとても美しいフォルム。
ゆったりしたサイズ感で、座り心地もよいつくりでありながら、
アームが短いため、テーブルの下にもスッキリと収まり
通常のアームの椅子と比べて邪魔になりません。
また、背面が少し前後に動くようになっているので、
背中がしっくりと馴染むようになっています。
復刻版が製作されるなど、
デザイン性と機能性に優れたとても人気のあるデザインです。
次にご紹介するのは
20世紀を代表する一流の家具職人といわれる
Hans J Wegner (ハンス・J・ウェグナー)
13歳から家具作りの修行をはじめ
木材・構造を熟知し、接合部や端部まで無駄がなく美しい。
92年の生涯で500脚以上の椅子をデザインした
”椅子の神様”とも呼ばれ、
その多くが世界中で高い評価をされています。
中でもYチェアと呼ばれる「CH24」は
世界で最も売れた椅子とされ、
70万脚以上も売れているベストセラー。
そして同じように
もっとも有名な北欧家具の逸品といわれるのが
「GE290」ソファです。
シンプルハウスでは現在3Pの在庫があります。
(現在店頭にて展示をしておりませんので、ご希望の際はお問い合わせくださいませ。)
120度の傾斜がついた背が人間工学的にも理想的な角度だそう。
アームには読みかけの本やマグカップを置いたりする広さも持ち合わせます。
座面もしっかりめで、腰に負担をかけにくいソファです。
どれも華美ではないですが
ミニマルで飽きが来ないデザイン。
長い年月を経ても色褪せない、そんな魅力がありますよね。
永く大切にしたい、デザイナーの生き様が込められた本物の家具たちです。
ぜひ実物に触れて、感じてみてくださいね。
も29日(日)まで開催しています。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください^^