最上階イズム｜94

DESCRIPTION

当初は新築戸建ても検討していたMさん。でも、「面白くないからいいや」と中古×リノベにシフト。「中古物件も探してくれるし、物件＋リノベの一括ローンもできる」と、ネットで見つけたシンプルハウスへやって来ました。

Mさんは「ひとクセ」ある物件がお好み。早速クラスカハウスでセルフィンに登録して、物件探し開始です。メゾネットの物件を気に入るも、「エレベーターがないから」却下、階段型マンションを気に入るも、「坂道急すぎ！」と却下、オリーブヴィラを気に入るも、「古すぎるから」却下、なかなか決まりません。「あとあと振り返ると、すべて建築家・遠藤剛生のマンションでした」。

そんな中、見つけたのがこの物件。「別物件の内覧でしたが、最上階もたまたまあいていたので、両方見て。もう、即決でしたね」。

最上階のポテンシャルを最大限に、広い空間をより広く。抜群のロケーションとかわいい丸窓が映えるよう、窓側の天井はギリギリまで高く、もともと洋室だった部分は天井を残し、空間にメリハリをつけました。ロフトは壁を取り払って構造体をそのまま活かし、縁に黒の木枠をあしらってL字ラインを強調しました。ハシゴやシーリングファンも黒でコーディネート。黄色のタイルがかわいいキッチンは敢えての壁付け。「カウンター＋ダイニングをつくってほしい」とのオーダーから、L字型のダイニングをカウンターにはめこんで一体化。収納力も抜群で、家事動線も好評です。「子供も喜んで、走り回っていますね」。

この物件に決めると、会社まで乗り換えが必要でした。駅まで15分も歩きます。「でも、全然苦にならないんです。キレイに整備された水面回廊を歩くと、とても気持ちいいです」とMさん。利便性は悪くても。Mさんにとっては、唯一無二のお気に入りです。

STAFF

コンサルタント

増田 康太郎

素晴らしい眺望や、最上階ロフト付きということで、
これほどポテンシャルの高い物件に巡り合えることはまあ稀です。

ロフト下の天井部分のみ、躯体を現しましたが、解体するまではどんな形で配管やコンクリートが出てくるか読めず。。
現場判断も多くなりましたが、当初予定していなかった屋上からの排水管なども露出することができ、空間の良いアクセントとなりました。

やんちゃなお子様は、はしごを登ることできっとたくましく成長されることでしょう。
（目は離せないでしょうけど・・）

プランナー

立花 由梨

最上階ロフト付きということもあり、もともとポテンシャルの高いこのお部屋。
お子様がまだ小さいため、個室の間仕切りを取っ払ってリビングと繋げてフリースペースとし、ズバッと壁面収納としました。解体してからロフトの手摺壁が躯体の一部であることが発覚し、これは絶対いい感じに活かせる！と確信しました。
商談中も工事中も、いつも快く提案に乗って頂いたM様。お子様が大きくなった際の間仕切りの相談、いつでもお待ちしております^^