<RENOVATION EVENT>

11月24日(日) 失敗しないための「中古を買ってリノベーション」セミナー 12月21日(土)マンションリノベーション完成見学会 IN 大阪市北区

<STORE EVENT>

11月23日(土) ~ 12月01日(日) 2024秋 300枚のアートギャッベ展(最終日のみ17:30閉店)

※11月21・22日 12月2日イベント準備のため両店お休みさせて頂きます。 / 12月4日・5日レタスストア改装のためお休みさせて頂きます。

営業時間 10:30-18:30 

※毎週火曜日が定休日となります。

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11月24日(日) 失敗しないための「中古を買ってリノベーション」セミナー 12月21日(土)マンションリノベーション完成見学会 IN 大阪市北区

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11月23日(土) ~ 12月01日(日) 2024秋 300枚のアートギャッベ展(最終日のみ17:30閉店)

※11月21・22日 12月2日イベント準備のため両店お休みさせて頂きます。 / 12月4日・5日レタスストア改装のためお休みさせて頂きます。

営業時間 10:30-18:30 

※毎週火曜日が定休日となります。

リノベしてニッポンで暮らすか|96

OUTLINE

所在地
大阪府
築年数
40年
面積
65㎡
工事費
930万円
工期
51日

※工事費・価格は施工当時の価格となります

大阪 中古マンションのリノベーション工事で完成した住まい S邸

DESCRIPTION

「新築?ノー」

オーストラリアご出身の奥さまの答えはいつもはっきり。国際結婚をされたお二人はお子様にも恵まれ、これまでは大阪市内で賃貸住まいでしたが、手狭になってきたのを機にいよいよ大阪で家を買おうということになりました。
新築のモデルルームに行ったこともありますが、規格の物に囲まれた空間とありきたりの間取り、「できますか?」「できません」の繰り返しに、「つまらないね」とぼそり。ご家族は、自然に中古+リノベーションに行き着きます。

いつも散歩に来ていた靭公園が気に入り、「絶対にココ」と住まいの場所が決まりました。ライフスタイル最優先。条件は「公園沿い」。物件はどうしても限られます。

近くにマンションが建ちました。「公園沿いじゃない」と却下。
公園沿いのマンションに空きが出ました。「部屋から緑が見えない」と却下。

待ち続けて、待ち続けて。ようやく、希望の物件に出会います。
「一度は価格が折り合わなくてあきらめましたが、毎日ネットをチェックしていると数ヶ月後に値段が下がったことを知り、購入することができました」。ご主人の努力の賜物です。

しかし、大好きな靭公園の緑は南向きのベランダ窓とは逆方向で廊下側。箱は決まったがLDKからは景色を楽しめない。。そんな葛藤の中でリノベーションプランがスタートしました。
ようやく手に入れたお気に入りのロケーションを活かすため、通常のセオリーでは考えれないゾーニングを決断。南向きにあったリビングを北側となる玄関廊下側に大移動。グリーンを生活にとり込みます。モノが少なく、すっきりとした印象のLDKも奥さまの想いがぎっしり。「ラフすぎるのは好きじゃない」と、無垢床×真っ白クロスでキレイ目仕上げ。カラートーンは、木調、ホワイト、グレー、ブラック。「天井剥き出しにしたかった」というご主人の想いは、壁一面のモルタル塗装で実現です。キッチンの天板はオーストラリアではスタンダードな、美しくて耐久性の高いシーザーストーン。キッチン収納は扉付きにこだわりました。動線は動きやすく、キッチンから洗濯機へのダイレクト動線や、くるりとまわれる回遊動線に、子どもたちも元気に走り回ります。

自由設計のリノベーションだからこそできた納得のいく空間。
「私のやりたかったことが、すべてカタチになりました」と奥さま。
「灯り窓を通してリビングから見る、外の風景がいいですね」とご主人もニッコリ。
お二人のお子さんは靭公園のまっすぐ伸びた広葉樹のように、この大阪でスクスクと育っていきます。

STAFF

デザインや納まりの勉強も勿論大事ですが、僕たちが扱うカタチのないものを決めて頂くにはやはりコミュニケーション能力が一番大事!日本語の語彙もまだまだ、英語は完全ひよっこな私。。スケッチと片言の英語でのプラン打合せ、でも最後は諦めて普通の大阪弁となってしまっていましたね^^;工事進捗と共によく奥様に突っ込まれた「GAP!」。思い違いなども含めて細かい隙間や段差を埋めていく。日本とオーストラリアに架けるリノベーションの橋、最後はS様ご家族のようなフラットでギャップの少ない空間が出来上がったのではないでしょうか。

玄関側の窓から靭公園の緑がよく見る。その景色を最大限にとり込むため、普通はバルコニー側に配置するLDKをあえて玄関側に配置し、玄関とLDKの間に大きな灯り窓をつくった。テレビの配線は壁の中におさめてすっきり

奥さまこだわりのキッチンは、オーストラリアのママに習って、天板はシーザーストーン(人工大理石)に。コンクリートのような質感を演出し、水を吸水しにくく、傷にも強い固さでオーストラリアではメジャーな素材だそう。廊下をなくしたダイレクト動線で、LDKから各個室へ。キッチン→洗面室→リビングと回遊性をもたせることでストレスのない動線を確保

床はオーク、壁や天井は真っ白なクロスで一面だけモルタル塗装。「私は天井剥き出しがよかったのですが、キレイ目が好きな妻がノー笑。じゃあ変わりに壁にモルタルを塗ってみようということで、こんな感じに」

うーん、かわいすぎ

玄関のあかりと靭公園の景色を大きな灯り窓からLDKへ。ナナメの上がり框でタイル貼りの玄関ホールを広く。アウターがちょこっとかけられるのが便利

寝室は南側に配置。65㎡と限られた空間だからLDKは大きく、寝室はコンパクトに

「洗濯機は隠す、キッチン→洗面室の動線が欲しい」と奥様。モザイクタイルがかわいい洗面も、隠す造作収納ですっきり

味のある木のスツール。モノを厳選して大切に使うのがいいね

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