WORKS
スキップフロアと大きな土間のある暮らし|98
OUTLINE
- 所在地
- 豊中市上新田4-16E棟 南千里オリーブヴィラ
- 築年数
- 45年
- 面積
- 70㎡
※工事費・価格は施工当時の価格となります
DESCRIPTION
大阪万博の頃に建てられた、千里山のオリーブヴィラです、遠藤剛生さんの設計です。遠藤さんの物件を探し求めて北摂で物件を探す方、多いですよね。ちょっと個性的でクセになる、何より「ここに住みたい」と思わせるポテンシャルが、すごい。千里山のオリーブヴィラも、プール付きで、ちょっとしたリゾート気分。各棟、各部屋ごとに違う雰囲気、そそられますね。
このお部屋は1階・お庭付き。もともと住居だった物件→店舗→遠藤さんにリスペクトしつつ、またまた住居にコンバージョンしました。道路側に玄関があるのは、店舗の名残り。足を踏み入れると、大きな土間があり、左側には庭へと続く掃出し窓、右側にはT字型の大きな開口部の奥にLDが広がり、前にはバイオレットカラーのトイレからキッチンへ。実は反対側にもともとの玄関もあり、1階のポテンシャルを最大限に活かした、外と中を大きくつなぐ、広がりのある動線がチャームポイントです。
一段低くなっているLDからキッチンや寝室も見渡せる、ゆるりとゾーニングされたスキップフロアの1LDK。ナナメの壁や寝室のレンガ、たわんだ梁がアクセントです。店舗時代の魂も残り、完全プライベート、というよりは、どこかパブリックを意識した空間。友達がよく遊びに来るご夫婦や、なにか教室を開きたい方、モノをつくるクリエーター向きかもしれません。