WORKS
男の余裕とオンとオフ|101
OUTLINE
- 所在地
- 大阪府
- 築年数
- 36年
- 面積
- 77㎡
- 工事費
- 780万円
- 工期
- 60日
※工事費・価格は施工当時の価格となります
DESCRIPTION
中古×リノベを考えていたNさん、最初は「ピンとくる物件はないかな」とエリアかまわず、闇雲に探していました。1年半で何と20件。そのうち、「ずっと住むなら住み慣れたエリアがいいかも」と、絞り込んで探したところ、出会ったのがこの物件です。「1階角部屋、ラッキーですよね。近くに住んだことがあったので安心感もありましたし、緑いっぱいで環境もいい。まあ、物件探しに疲れたこともあり、若干潮時感もありました(笑)」。
仲介はクラスカハウスの担当です。「物件自体は自分で見つけたのですが、『この物件取り扱ってますか』と聞くと『大丈夫です』とのこと。それなら、とお願いしました」。現地調査に一緒に出向き、壁構造だと確認。制約の中でどれだけできるか、が勝負です。
壁構造は間取りをあまり変えることはできません。なので、ディテールから話が進みます。Nさんは、グラフィックデザイナーで、仕事とは別に作品もつくります。「だから、アトリエが欲しい」。バルコニー側にあった2つの部屋の壁はトルことができたので、まずは大空間にします。「どうしても欲しかった」黒い木枠×ガラスの壁で、ゆるやかにアトリエとリビングを間仕切ります。これが、めちゃくちゃカッコいい。アトリエは庭と室内をつなぐイメージで、床はモルタルの土間スペースに。壁1面だけ塗り壁にして、棚が浮いているようデザインしました。作品の色使いも、本当に素敵です。
面白いのが、玄関。ロードバイクが収納できるよう、土間スペースをズドンと広げると、右側と左側が分断されてしまいました。「それなら右側は離れのイメージで」と、玄関からダイレクト動線。不思議で新鮮な感覚です。LDKのある左側は、上り框をナナメにして、玄関からの動線をスムーズにしました。
STAFF
INTERIOR [ 上記の事例では以下の商品を導入しました ]
ブラインド
¥250,000
内装にカラフルな壁紙はありませんが、壁構造のマンションを生かした剥き出しがとてもいいアクセントになりました。撮影時にお伺いさせていただいた際に、アトリエ空間のモルタル床にペンキが落ちている感じもまた味がでて素敵でした!
設備機器も既製のキッチンのショールームに見に行った時に「収納がありすぎる」ということで、造作キッチンに変更。
ステンレスの天板に下は可動棚というシンプルなつくりですが、キッチンの下を家電収納&食器棚も兼ね備えて収納していたりと、工夫した使い方をされていました。