WORKS
家具の居心地|114
OUTLINE
- 所在地
- 大阪府
- 築年数
- 36年
- 面積
- 76㎡
- 工事費
- 950万円
- 工期
- 2ヵ月
※工事費・価格は施工当時の価格となります
DESCRIPTION
凝った家ではないけれど、丁寧に選んだ印象の家具や雑貨、食器たちが居心地よさそうにおさまっています。「何系が好き、というわけではないけれど、茶色や藍色に惹かれ、気がつくと和食器や民芸品、北欧食器、ヴィンテージ家具が集まっていました」。飽きのこない、長くつきあえる家。そんな印象です。その功労者は、やっぱりチークのパーケットフロアでしょう。いくつかのデザインパターンからこのタテヨコパターンを選び、最初に見たチークの色味が少し薄かったので、「もっと濃い目はありますか?」とリクエスト。やり過ぎないデザインが、本当に美しくて。造作家具を極力おさえた引き算のデザインも、家具の「居心地のよさ」につながります。間取りはそのまま活かし、コストをおさえてリノベーション。解体時のハプニングから、プラン変更を余儀なくされましたが、そのおかげでパントリーが誕生、「逆によかった」と好評です。LDKの光とエアコンの風が、LDK→キッズルーム→寝室へと流れるよう設計しているのもプランのポイントです。実はKさん、最初はあまりリノベーションのイメージが固まっていませんでした。「そんな私たちの暴走をとめて(笑)、誘導して、修正してくれて、理想のカタチに近づくことができました」と、しみじみ。美しい床を見ているだけで、気分が落ち着くそうです。
もともと素敵なインテリア家具、食器をお持ちなので、リノベーションであまり作りすぎず、出来る限り空間に余白(スペース)を残すことを意識しましたね。リノベーションで作るのも素敵なんですが、やはり気に入ったお手持ちの家具や、雑貨、食器を飾って見る、飾る楽しさもリノベーションです!
床材もパーケットフロアを採用して家具との調和も出来ましたね。解体でのキッチンの排水経路等々で急遽プラン変更をしましたが、結果変更して良かったです、私自身はハラハラドキドキでしたが(笑)