WORKS
親子関係リニューアル|134
OUTLINE
- 所在地
- 大阪府
- 築年数
- 43年
- 面積
- 88㎡
- 工事費
- 1107万円
- 工期
- 70日
※工事費・価格は施工当時の価格となります
DESCRIPTION
子供を持つ親のリノベあるある。それは、「子供部屋を作ってあげたいからリノベーションしたい」です。Yさんのおうちもまさにそう。もともとはパパの実家で、パパとママが結婚して住み始めて15年。弟くんと同じ部屋を使っていたお姉ちゃんの唯一の空間は、カーテンで囲んだ2段ベッドの上だけでした。「床が暗くて、部屋の雰囲気も好きじゃない。自分で飾れるスペースが欲しい!」。ちょうどコロナ禍、小6、多感な時期。フローリングがめくれたり、古くなった水回りなど、家の老朽化も大きな問題でした。そして、リノベーションプロジェクトが始まります。リクエストは3部屋分のスペースに、4つの個室。どうしても、各部屋が狭くなる。そこで、お姉ちゃんと弟くんの部屋は上下に凸凹と空間を取り合うアイデアで、問題解消。段々に並んでいるのがポイントで、窓が多かったこともあり、狭くても圧迫感のない空間づくりに成功しました。唯一窓のないお姉ちゃんの部屋は、灯り窓をたくさんつくることで、ママの部屋から光と風を取り入れます。「真っ白な空間だとインテリアが映えてうれしい!友達にも理想って言われました」とお姉ちゃんは満足そう。パパは「お姉ちゃん、個室でめちゃめちゃ勉強するようになりました」、「ゲームに集中できる」と弟くんも大喜び。そして、家族が集うLDKは、玄関からアクセスしやすいよう開口部を増やし、回遊動線を確保。キッチンは「気軽に手伝ってくれるかな?」というママの期待を込めて、ペニンシュラタイプに。人工大理石×珪藻土仕上げで、大人な空間を目指します。「お姉ちゃんはオムライスを作るようになり、パパは皿洗いを担当するようになりました」とママもうれしそう。壁いっぱいの作り付けの家具は解体し、代わりに食器棚と飾り棚と本棚を造作。「間」を大切に、作り込みすぎないのがポイントです。飾り棚には旅行が趣味の夫婦のコレクションがずらり。パパが小さい頃から使っていたダイニングテーブルも、空間に馴染みます。
STAFF
家の2面にずらっと並ぶたくさんの窓。
個室を窓側に配置することで各部屋に光が入る心地よい空間になりました。
親子の適度な距離感を保てる、リビングを通って各部屋に入るスタイルが〇
お嬢さんがご自身の部屋を「こんな風にしたい!」と作ってこられた模型。「自分のかわいい部屋が欲しい!」大人だったらこの想いを叶えない訳にはいきませんよね☆とても温かいご両親と共に私達シンプルハウスの大人組でしっかり結束!理想の子供部屋作り、そしてご家族全体の今の暮らしへの最適化リノベーションとなりました。いつかお嬢さんが親になり、お子さんの部屋を作らないと行けない状況になった時、ご両親の愛を再確認する日が来るんだろうなーと目を潤ませます。
とても素敵なY様ご家族!!今回リノベを担当した時に一番頭を悩ませたのが各自のお部屋をどのように配置するか?でした。それぞれが自分の時間も大切にそしてご家族の時間も大切にをコンセプトに、窓の多さが魅力のご自宅で、風と光をどのように入れるかを考えました。お子様のロフトを上下に分けてお部屋を確保しました。お部屋のインテリアももともと素敵な家具、照明をお持ちでそれに合うインテリア空間に仕上げる事が出来ました。