9月21日(土) 省エネリノベと補助金についてよく分かるセミナー 9月22日(日)竣工から4年!マンションリノベーション見学会 IN都島区 

9月28日(土)マンションリノベーション完成見学会 IN 高槻市

8月01日(木) ~ 9月29日(日) RENOVATION TABLE FAIR  8月01日(木) ~09月29日(日) 北欧の暮らしフェア

【 天神橋本店(レタス/いえの具)】10:30-18:30

→※8月19日より営業時間を変更させて頂きました。

※8月より毎週火曜日が定休日となります。

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8月01日(木) ~ 9月29日(日) RENOVATION TABLE FAIR  8月01日(木) ~09月29日(日) 北欧の暮らしフェア

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→※8月19日より営業時間を変更させて頂きました。

※8月より毎週火曜日が定休日となります。

No Wear, No Life.|154

OUTLINE

所在地
大阪府
築年数
50年
面積
60.00㎡
工事費
583万円
工期
45日

※工事費・価格は施工当時の価格となります

DESCRIPTION

お洋服をこよなく愛するY様のリノベ後のお住まいは、まるで古着屋さん。幅を揃えてきれいに畳まれたお洋服の並ぶオープン棚、アイアンパイプに吊り下げられたデニム、家のどこからでも眺められます。Y様の元気の源はお気に入りのお洋服を着るだけでなく、眺めることなのです。

家を持つなら、こだわりを詰め込めるリノベと心に決められていたY様。立地の条件は職場に近いこと。条件に見合った物件を発見したY様は、お仕事の帰りに立ち寄れる立地であったシンプルハウスに、ふらりと寄ってみることにしました。その場でリノベスタッフに、目星を付けている物件、実現したいリノベのイメージを相談し、後日スタッフ同行の上、物件の内覧へ。物件とリノベの総予算内で、イメージを実現できるのか?物件を見ながらリノベの構想をいっしょに考えます。「担当プランナーの出口さんが『リノベでできないことはない』と言ってくださったので、安心しておまかせしようと思いました」。かくして物件の購入、リノベへと至ります。

一日のうち、在宅ワークが占める割合が多いY様は、お仕事をする環境にこだわりがあります。「一番実現したかったことは、仕事をしながらディスプレイしている服やTVを眺められる、室内窓を作ること。内覧の段階で位置関係まで話合えたのが良かったです」とY様。リフォーム済物件のため、設備機器は再利用。間取りは変えずに、もともとあった壁をくり抜いて明り窓を設置。通われていた古着屋さんをイメージしながら、お洋服はすべて見せる収納にします。壁面には可動棚によるディスプレイ収納を、ハンギングできるアイアンパイプも設置します。キッチン前のスペースには、家電や食品のストックを収納できるオープン棚を、造作して機能性を向上。工事費用を抑えつつ、箱のポテンシャル、工事で加えた素材の持ち味が最大限に発揮された空間で、大好きなお洋服を眺める暮らしが始まりました。

「お好きなものしかない空間で、お仕事がはかどるようになりましたか?」の質問に対して「いや、ぜんぜん。棚にすき間があるから、まだ服買えるなあとか、そんなんばっかり考えてます」とY様は笑います。
No Wear, No Life.
Y様の暮らしと人生は、お洋服と共にあります。

STAFF

Y様のご希望をお伺いし、現地を確認した際、必要な事は間取りの変更ではなく、既存を活かしたリノベーションであると感じました。躯体表しの意匠性に様々な素材感をプラス。キッチンの収納量を確保するための造作キッチンカウンターもご採用いただき、お部屋の雰囲気をより良くしながら、利便性も大幅に向上させることができました。何より、このお部屋を住みこなしていただき、計画以上に素敵な暮らしを実現いただいたY様に感謝です!

Y様は以前からシンプルハウスをご存じで、今回のご依頼もストアにお立ち寄り頂き、その場でリノベーション相談をさせて頂きました。希望の物件をすでにリサーチされており当社不動産にて物件案内とリノベをスムーズに進める事が出来ました!!限られた空間ではありますがY様の希望を実現でき当社で販売しているヴィンテージ家具も気に入って頂きお部屋に向かい入れて頂けて、不動産からリノベまでお手伝いが出来て本当に良かったです!

お仕事部屋からの見通しが良くなるように、室内窓に桟は設けずに、開口部は建具なしに。テレビにはライブ映像を流したままにしBGM的に。お気に入りのもの、空間をぐるりと目で見て楽しむことができますね。開口部の位置、幅はテレビの前に設置したソファに合わせて設計しています。

お仕事部屋の半分は、アイアンパイプによる吊り下げディスプレイ収納。帽子やかばんなどを置けるように、パイプの上には棚を設けました。「1本では吊り下げるところが足りなくなって、もう1本追加工事を依頼しました」と言われたハンギング収納。特に見せたいお洋服は、引っ掛ける角度を変えて。うーん、カッコいいですね!お部屋のカーテンは日光による退色を防ぐために閉じている時間が長いそう。

内覧当時から、設置場所を決めていたアイアンパイプには、お気に入りのデニムが並びます。買ってきたばかりのお洋服も、しばらくはここに飾って眺められるのだそう。造作棚の下の収納はもともとお手持ちの収納ケース。棚の下に台車を付けて並べることを想定し、設計に臨みます。ブラインドの上、いびつなラインを描くのは、解体してから顔を出した朽ちた梁。これまで幾度となく行われてきたであろう、リフォーム工事の度に角が削られ、いっそう武骨な状態に。お洋服を並べる予定の棚と、雰囲気がいい具合に合うだろうとY様が判断しそのままにすることに。

キッチンとダイニングテーブルの間に位置する造作棚。実は、Y様は「いるかなあ?狭くなるんちゃうかなあ?」とプランナーからの提案には懐疑的でした。高さがあるけれど、空間の奥行を阻害せず、収納量が大、L字アングルと構造用合板で機能的・カッコいい・お手頃と三拍子そろった棚です。「今となっては、作ってもらってなかったら、いろんなストックや、レンジの置き場所、どうしてたんやろう~、って思います」。造作棚を筆頭にリノベで家具を建築化することで、入居してから生活をスムーズに始められますね。

「事例で見てやりたかったんです」と語るのは、既存キッチンの扉の付け替え。レンジフード、タイルはそのまま使用し、固定棚を追加。棚受け金具は真鍮をチョイス。「金具は全部黒、とか決めずに、好きな素材を使っています。シンプルハウスさんの事例で見た『僕のお気に入り』がミックスされているんですよ」。スイッチは白が廊下、黒はそれ以外と、色で場所分けされています。ドアはハンドルではなく、押し板に。荷物を持って外に出る時に肩でドアを押せるように、とのことだそうです。

寝室はシンプルに落ち着いた空間に。ここではお洋服はディスプレイせず、アイアンパイプは室内干し用として使用します。日中活動する場所に『元気の源』を集約させているのですね。ナイトテーブルは北欧ヴィンテージ家具。好きなものはジャンルやテイストに捉われず、取り入れてミックス感を楽しむのがY様流です。

玄関の靴収納もオープン棚に。種類ごとに整然と並べられた靴たちは、まるでインテリアのようです。今日はどの靴を履こうか、選ぶのが楽しいですね。

スペースの都合上、どうしても狭くなってしまうのが洗面所。狭くてもカッコよさと機能性を追求します。壁面に直付けの海外製の洗面ボウルに、ハンドソープのディスペンサーを引っ掛ける金具も工事で設置しました。ミラーの後ろは収納棚、口腔用のジェットウォッシャーを収納しつつそのまま使えるようにしました。ミラー収納の背面をくり抜いて、コンセントを壁に設置し、省スペース化しています。

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